【国税庁】e-Tax(イータックス)を使った確定申告のしかた【平成29年分】

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e-Tax

e-Tax(イータックス/電子申告)は確定申告書を作成・提出する方法の一つで、税務署に行かずにパソコンで申告書の作成&ネットから申告書の提出ができる方法です。

・手書きで作成不要
・自宅でいつでも作成OK
・プリンター不要!郵送も不要!
・税務署へ行く時間がない人もネット提出OK!

などなど、忙しい人にピッタリな申告方法で国税庁の「確定申告書等作成コーナー」のサイトよりアクセスし、誰でもカンタンに無料で利用することが出来ます。

ですが、e-Taxを利用するには事前準備が必要!実は直ぐに使えるわけではないんです。
ここではe-Tax(電子申告)の事前準備や申告方法、使い方や必要書類について解説します。

【国税庁】e-Tax(イータックス)のホームページはこちら
http://www.e-tax.nta.go.jp/

e-Taxソフトのダウンロードと、e-Taxソフト(WEB版)の違い

e-Tax(イータックス/電子申告)と言っても一つではありません。

1)e-Taxソフト(WEB版)
2)e-Taxソフト(SP版)
3)e-Taxソフト(ダウンロード版)

の3種類があり、はじめてe-Taxを利用する人なら「e-Taxソフト(WEB版)」を強くおすすめします。

1)e-Taxソフト(WEB版)とは?

e-TaxソフトWEB版

WEB版の場合、確定申告書等作成コーナーから作成開始する方法で、パソコンのウェブブラウザ上で全ての手続きを終えられる方法です。

ソフトのダウンロードも必要ないので、一番手軽でカンタンな申告方法になり個人で利用する場合や初心者の人にオススメです。

画面上の案内に従って入力していくだけで申請書の作成や提出、納税手続きが可能です。

WEB版(確定申告書等作成コーナー)を利用するならこちら
https://www.keisan.nta.go.jp/h29/ta_top.htm#bsctrl

2)e-Taxソフト(SP版)とは?

e-Taxソフトスマホ版

SP版とは、WEB版をスマホ版向けに最適化したWEBアプリケーションでお手持ちのスマートフォンやタブレット端末から申告する方法です。

1度パソコンから申告をしたことのある人でしたらオススメな方法です。

理由としては、画面が小さくて操作に慣れていない人には扱いにくいのと、戻るボタンや更新ボタンで入力内容が全て消えてしまうなど注意点があるためです。

一度WEB版の大きな画面で申告をしたことがある場合は、流れや手順が分かっているため操作がしやすいかもしれません。

SP版を利用するなら詳細はこちら
http://www.e-tax.nta.go.jp/e-taxsoftsp/e-taxsoftsp1.htm

3)e-Taxソフト(ダウンロード版)とは?

e-Taxソフトダウンロード版

ダウンロード版は、法人で利用する場合にオススメなe-Taxソフトになります。

市販の財務会計ソフトを使わずにe-Taxソフトで電子申告ができますし、財務会計ソフトを使っていてもe-Taxソフトを利用することができます。

個人の人にオススメしない理由は、ダウンロード版を利用するまでの手続きが面倒だからです。

ソフトのダウンロード以外にもルート証明書・中間証明書のダウンロードや信頼済みサイト登録ツールのダウンロード、必要な税目のプログラムのインストールなどやることが多くあります。

個人で確定申告をしたい場合は、手軽に出来るWEB版を利用しましょう!

e-Taxソフトのダウンロードをしたい人はこちら
http://www.e-tax.nta.go.jp/hojin.html

e-Tax(WEB版)を使う前の事前準備とは?

はじめてe-Tax(イータックス)を利用する人は、事前準備といわれても何をすれば良いのかピンと来ないですよね。

事前準備=利用するまでに必要な条件となり、下記を満たしていない人はe-Tax(WEB版)での申告・申請ができませんので注意が必要です。

1)使っているパソコン環境が推奨環境を満たしているか?

パソコンの推奨環境

まず、利用できるパソコンのOSのバージョンやブラウザが決まっています。

推奨環境(Windowsの場合)

・OS…Windows 7、Windows 8.1、Windows 10
・ブラウザ…インターネットエクスプローラー11
・PDF閲覧ソフト…Adobe Acrobat Reader DC

推奨環境(Macintoshの場合)

・Mac OS 10.10(Yosemite) Mac OS 10.11(El Capitan) Mac OS 10.12(Sierra)
・ブラウザ…Safari 10.1
・PDF閲覧ソフト…Adobe Acrobat Reader DC

例えば、Mac OSやWindowsで推奨環境に合わないパソコンからアクセスをしても「ご利用の環境ではe-Taxをご利用になれません。」と警告が出ます。

推奨環境以外のブラウザ(FirefoxやGoogle Chromeなど)からアクセスしても同様の警告が出て、続行は不可能ではありませんが正常な動作をせずに入力した内容が全てパァとなることもあり得ます。

まずはバージョンを確認し、推奨環境を満たした状態で確定申告等作成コーナーよりe-Taxを選ぶようにしましょう。

もし満たさない場合もネットから提出は出来ませんが、ネットから申告書の作成が出来る「書面提出」(印刷して郵送)の利用はできますので、そちらを選んでみてください。

2)電子証明書を取得しているか?

電子証明書(マイナンバーカードなど)

e-Tax(電子申告)の利用には、電子証明書(マイナンバーカードまたは、住民基本台帳カード等)が必要になります。

住民基本台帳カードは平成27年12月で発行が終了しているので、有効期限内なら利用ができ、持っていない人はマイナンバーカードの取得が必要になります。

マイナンバーカードは個人番号が記載された顔写真付きのカードでプラスチック製でICチップが付いています。

紙で出来た顔写真がないタイプは通知カードになりますので、こちらの場合は利用ができないためマイナンバーカードを取得する必要があります。

1:マイナンバーカードの申請(郵送、スマホ、パソコン、証明用写真機)
2:交付通知書が自宅に届く
3:通知書に記載の所定の場所へ取りに行く

上記の3ステップで取得が可能ですが、注意点としては「交付通知書が自宅に届くまでに約1ヵ月ほどかかる」ということです。

確定申告の期限は3月15日までとなりますので、まだ持っていない人は早め早めの取得が必要です。

マイナンバーカードの詳細はこちらで確認!
https://www.kojinbango-card.go.jp/index.html

3)ICカードリーダライタを持っているか?

ICカードリーダライタ

電子証明書を読み込むためには、ICカードリーダライタを用意してパソコンにつなげて利用する必要があります。

これが無くては、マイナンバーカードを持っていてもe-Taxの利用が出来ません。

ICカードリーダライタはヤマダ電機やヨドバシカメラなどの家電量販店等で購入することが出来ます。もちろんAmazonなどのネット通販でも購入することが出来ます。

ですが、マイナンバーまたは住基カードに対応した機種が必要になりますので事前にチェックをしてから購入をする必要があります。

また、平成29年1月より、スマートフォンのリーダライタモードを使ってICカードリーダライタの代わりに使えるようになりました。対応機種があるので要確認が必要です。

ICカードリーダライタの対応機種や質問などは下記のサイトより確認することが出来ますので確認をしてみてください。

公的個人認証サービス/ ICカードリーダライタのご用意
https://www.jpki.go.jp/prepare/reader_writer.html

4)必要なソフトウェアがインストールされているか?

事前準備セットアップファイル

毎年、「事前準備セットアップファイル」をダウンロードし、インストールしておく必要があります。

今年は平成29年分の事前準備セットアップファイルが必要となりますので、確定申告書等作成コーナーからe-Taxを選択した後に表示される画面よりダウンロードを行います。

注意点としては、Internet Explorer 11で開くことと、現在開いているブラウザや起動中のプログラムを全て閉じてからインストールをしないと事前準備セットアップが正常に実行できなくなることです。

実行できない場合は、全て閉じた状態でダウンロードした実行ファイル(jizen_setup.exe)を実行しましょう。

5)利用者識別番号を持っているか?

利用者認識番号

以前、e-Taxを利用したことがある人は既に利用識別番号を持っているのでそちらを利用します。

はじめてe-Tax(電子申告)を利用する人は、利用識別番号の取得が必要になります。

取得はカンタンで、e-Tax(WEB版)の操作途中に取得画面が出来てきますので画面の案内に従い取得を行います。

内容は、

1:氏名等の入力 ※必須項目は下記の通り
氏名(フリガナ)
氏名(漢字)
生年月日
職業(事業内容)

2:納税地及び提出先税務署の入力 ※必須項目は下記の通り
住所
提出先税務署

3:暗証番号等の入力 ※必須項目は下記の通り
暗証番号(英小文字と数字を含む8桁以上)
納税用確認番号(電子納税用暗証番号:6桁)
納税用カナ氏名・名称(半角カタカナ)

4:入力内容の確認
入力内容を確認し「送信」ボタンを押す

5:利用者識別番号等の通知
画面上に「利用者識別番号(16桁)」と先ほど入力した「暗証番号」が表示されるので、画面の保存や印刷をし無くさないようにしましょう。

6:ICカードをICカードリーダライタへ挿入等した後「次へ」のボタンを押す

上記の手順で利用者識別番号を取得し、e-Taxの手続きを継続します。

ICカードをICカードリーダライタへ挿入しない状態で「次へ」のボタンを押すと電子証明書の登録ができないので注意が必要です。

以上で確定申告書を作成するまでに必要なe-Taxの事前準備が完了となります。

引き続き、平成29年分の申告書等の作成を行います。

早速、e-Taxの手続きを開始する!
https://www.keisan.nta.go.jp/h29/ta_top.htm#bsctrl

e-Taxで、所得税等の確定申告書を送信するまでの手順は?

作成開始

実際にe-Tax(電子申告)を利用して確定申告書を提出する流れを紹介します。

1)確定申告書等作成コーナーを開く

2)作成開始を押す

3)e-Taxのボタンを押す

4)パソコンの推奨環境など、e-Taxを利用するための確認(チェック)をする

5)利用者識別番号有無の確認

※持ってる人は入力&内容の確認をする
※もっていない人は取得をする(画面上に表示される)

6)ICカードをICカードリーダライタへ挿入

※マイナンバーカードまたは、住基カードを挿入する

7)電子証明書の登録・再登録を完了し、次へを押す

8)平成29年分の作成する申告書等を選択する

e-Taxでは、下記4つの申告書等の作成が可能です。

・所得税の確定申告書作成コーナー
・青色申告決済書・収支内訳書コーナー
・消費税等の確定申告書作成コーナー
・贈与税の申告書作成コーナー

9)画面に従い申告内容を入力する

※入力することにより、納付する金額が表示されます。

10)申告書等の送信&印刷

※送信画面では、利用者識別番号の入力とICカードリーダライタにICカードの挿入が必要です。

11)送信した後の作業内容を確認

・入力データの保存(来年の申告書作成時に使えます)
・メッセージボックスの確認(e-Taxで送信したデータを受信)
・添付書類の提出準備(添付する書類はなし!
・書類の提出(提出省略欄に○印がある書類は省略可能)
・お知らせ(振り込め詐欺などの注意点)
・アンケートのお願い(入力任意)
・他の申告書等を作成する方へのご案内(引き続き作成OK)

上記を確認し、「終了する」を押せば終了となります。

実際の流れをもっと詳しく確認したい場合は、確定申告書等作成コーナーにある「e-Tax送信体験版」から所得税の確定申告の手続きの一連の流れを確認することが出来ます。

【国税庁】e-Tax送信体験版はこちら!
https://www.keisan.nta.go.jp/h29/demo_index.htm#bsctrl

e-Tax(電子申告)で確定申告するメリットとは?

e-Taxのメリット

一見手間の掛かるe-Taxですが、個人で確定申告を行う必要がある場合4つのメリットがあります。

1)自宅から好きなときにネットで申告OK

税務署は開いている時間が月~金曜日の午前8時30分から午後5時までと決まっています。さらに土日祝日は開いていません。

所轄の税務署で申告する必要がありますし、確定申告時期は混み合うので待ち時間が長く時間がない人にはとても不便です。

その点e-Taxであれば、仕事などで忙しい人や、土日休みの人でも自分の好きな時間に好きなタイミングでネット申告が出来るので安心です。

※一部の税務署では、2月18日(日)と2月25日(日)も確定申告の相談及び申告書の受付を行ってくれます。

2)添付書類の提出が省略可能!

通常、医療費の領収書や源泉徴収票(原本)の添付が必要となりますが記載内容を入力して送信するだけで提出や提示を省略することが出来ます。

また、マイナンバーに関する本人確認書類(運転免許証など)のコピーが通常は必要となりますがe-Taxで送信すれば提示や提出が不要となります。

3)還付までの期間が早い!

通常、確定申告後に納めすぎた所得税の還付金が戻ってくるまでに、1ヵ月~1ヵ月半で振り込まれるのが一般的です。

ですが、e-Taxであれば3週間程度で処理され、振込みまでの時間が通常より早くなります。

注意点としては書類不備や、別送書類の提出が遅れた場合は3週間では還付できないことがあるということです。

4)24時間提出OK!

e-Taxであれば、24時間申告書の送信ができるので深夜でも、早朝でも好きなときに提出ができます。

ちなみに、平成30年のe-Tax利用可能時間は、1月15日(月)~3月15日(木)までとなります。

メンテナンス時間中(月曜日午前0時~8時30分)は利用できないので注意してください。

また、平成30年3月15日(木)の24時を過ぎて受信した分の確定申告書類は「申告期間後に提出されたもの」と扱われてしまうため、期間を過ぎないように送信が必須です。

【国税庁】確定申告書等作成コーナーはこちら
https://www.keisan.nta.go.jp/h29/ta_top.htm#bsctrl

個人事業主の確定申告なら会計ソフトが便利!

個人事業主やフリーランスの人が確定申告をする際、全て自分で申告書類の作成をするのはとても大変です。

そこで、会計ソフトを使うことで簿記や会計の知識がなくても複式簿記の作成が簡単にでき青色申告や白色申告の書類も簡単に作成可能です。

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まとめ

個人で確定申告をする場合、とても面倒で考えるだけで憂鬱になりますよね。

時間が無い!手早く済ませたい!そんな時はe-Tax(イータックス)の出番です。

・推奨環境を満たしたパソコンがある
・マイナンバーカードを持っている
・ICカードリーダライタを持っている(または対応スマートフォン)

という条件を満たせば、初めての人でも画面に従い利用者識別番号を取得してe-Taxを使った申告が可能です。

持っていない人は、期間内に準備できる場合は準備をしe-Taxを利用するか、またはe-Taxではなく「書面提出」を選べばネットから申告書の作成ができ郵送提出などが可能です。

違いは、ネットから送信(提出)が出来ない、必要書類は添付が必要ということだけなので税務署で申告書を作成するよりも手軽です。

確定申告書作成コーナーは、画面に従って入力をしていくだけなのでとても便利です。

また、よくある質問や作成の流れ・入力例なども用意してくれているので困った時でも読めば自分で解決をすることが出来ます。

まずは確定申告書等作成コーナーを見てみてください!

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